仏事あれこれ( A ) 009

009 仏事金封の作法

「御布施」、「御仏前」、「御香資」、「御香典」、「御供」、「御祝」などをお渡しするときは、僧侶や相手から見て「表書きが読める方向」にしてお渡しします。
仏さまにお供えするときは、お参りする者(自分)から見て「表書きが読める方向」にしてお供えします。
お布施は、本来なら前もってお寺にお届けし、仏事をお願いしたいものですが、それができない場合は、仏事が終わり、僧侶がお帰りになるときにお渡しいたします。
その時、小さな盆にのせて、表書きの文字(御布施の文字)が、僧侶から見て逆にならない向きに直してお渡しします。
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仏事あれこれ( A ) 010

010 寺院や僧侶への金封(葬儀)

葬儀を僧侶に勤めてもらったときは、慣習的に「御布施」、「御膳料」、「御車代」の三つを包みます。

表 書 目 的 水 引
御布施 葬儀(通夜) 黒白の水引
銀色の水引
御膳料 お膳料
  僧侶がお斎、食事に列席できない場合に
  包みます。
水引きなし
白無地封筒
御車代
(× 御足料)
お車代
  仏事を寺院や、寺院の近くで行う場合は
  不要です。
水引きなし
白無地封筒

葬儀は、儀式が短期間に続くため、「御布施」の右肩に「導師葬儀」、「副導師」、「臨終勤行」、「通夜」などと、ただし書きを添えることがあります。
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仏事あれこれ( A ) 011

011 寺院や僧侶への金封(法事)

法事を僧侶に勤めてもらったときは、慣習的に「御布施」、「御膳料」、「御車代」の三つを包みます。
ただし、月参り、お盆参り、お彼岸参りなどの日常的な仏事には、「御布施」の包みだけで良いでしょう。(遠方に来てもらうときは、「御車代」を用意するか、「御布施」にその分を加えておきましょう)

表 書 目 的 水 引
御布施 ・法事 黒白の水引
(満中陰迄)
(49日迄)
添え布施 ・法事 黒白の水引
(満中陰迄)
(49日迄)
御布施 ・法事 ・月参り ・墓前読経 
・納骨(墓、納骨堂)
黄白の水引
黒白の水引
(満中陰後)
(49日後)
添え布施 ・法事 ・月参り ・墓前読経 
・納骨(墓、納骨堂)
黄白の水引
黒白の水引
(満中陰後)
(49日後)
御布施 ・法事
・五十回会(回忌)
・壱百回会(回忌)
赤白の水引
(熨斗なし)
(蝋燭赤色)
添え布施 ・法事
・五十回会(回忌)
・壱百回会(回忌)
赤白の水引
(熨斗なし)
(蝋燭赤色)
御膳料 お膳料
  僧侶がお斎、食事に列席できない場合に
  包みます。
水引きなし
白無地封筒
御車代
(× 御足料)
お車代
  仏事を寺院や、寺院の近くで行う場合は
  不要です。
水引きなし
白無地封筒

熨斗(のし)は本来、仏教的なものではないので、「御布施」に限らず、寺院へ納めるものや、仏事には避けた方が良いでしょう。

「添え布施」とは、法事を営む家人だけではなく、招かれて参拝した人々が、それぞれの心持ちを包まれる御布施を「添え布施」といいます。
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仏事あれこれ( A ) 012

012 仏事に列席するときの金封

法事を僧侶に勤めてもらったときは、慣習的に「御布施」、「御膳料」、「御車代」の三つを包みます。
ただし、月参り、お盆参り、お彼岸参りなどの日常的な仏事には、「御布施」の包みだけで良いでしょう。(遠方に来てもらうときは、「御車代」を用意するか、「御布施」にその分を加えておきましょう)

表 書 目 的 水 引
御仏前
御香典
御香資
列席する時
・葬儀
(× 御霊前) (× 御悔)
黒白の水引
銀色の水引
御仏前
御香典
御香資
御香料
御供
列席する時
・法事

(× 忌明け)
黒白の水引
(満中陰迄)
(49日迄)
御仏前
御香典
御香資
御香料
御供
列席する時
・法事
黄白の水引
黒白の水引
(満中陰後)
(49日後)
御仏前
御香典
御香資
御香料
御供
列席する時
・五十回会
・壱百回会 等

(× 弔い上げ)
赤白の水引
(熨斗なし)
入仏御祝
御仏前
御祝
御供
お祝いをする時
・仏壇の新設
・墓の新設 等
赤白の水引
(熨斗なし)
御祝 お祝いをする時
・結婚式
・初参式 等
赤白の水引
(熨斗なし)
 
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